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MUCU ONLINE STORE – TOPICS

ARCHIVE2010年11月

2010.11.22
〈 私物ダイアリー 〉のこと。

今日はスタッフの私物ダイアリーを公開!です。

と。いうのも。先日、そろそろ来年用のダイアリーの準備をしなくては・・・と
今年の使用していたものと来年用の新しいものを並べ
今年1年間使用していたダイアリーの表情があまりに良かった?ので。
これは是非皆さんに見ていただかなくてはと考えた次第。

2008年は合皮タイプ。2009年は本革ブラック。の順番で使用して。
2010年の今年初めて使用したのが本革ブラウン。
もともとかなり雑な・・・といいますか。
なんでも鞄にぼんぼん放り込んで、飛び出していくような性格の私。
今まで使ってきたものも、かなり良い風合いになりましたが。
今年の本革ブラウンは。自分でいうのもなんですが・・・。
・・・秀逸です。
資料をはさみ込む癖があってなんだかパンパンになっていますが、これが私のダイアリー。
キズだらけだけれど、革に自然な艶がでて、
角や背表紙部分にいたっては深いブラウンになっています。

新しいものと並べてみるとこんな感じ。(おわかりいただけると思いますが、下が新しいもの。)
新しいものはまだマットな肌質で、手触りもふんわりしています。
使用したものは艶がでて、きゅっと引き締まった手触りに。

で。かなり荒っぽく使用していたことは
表紙のキズの具合等でお分かりいただけると思いますが・・・。
表紙はもちろん中紙や見返しも破れたり、
はがれたりということもなく、このまま来年も使用できそうな状態です。
熟練の職人さんの手による手帳製本の素晴らしさですね。

今まで色々なダイアリーを使ってきましたが
私の荒々しい使用に耐えられず、年末には見るも無惨な姿になることもしばしば。
あまりにひどい時は年の半ばで買い替えたりもしていましたが、
このダイアリーにしてからは無事に1年を終えることができています。

電車等で年末近くなっても、買ったばかりの様に美しいダイアリーを
広げている方を見かけると、来年こそは見習わなくては!と
いつも思うのですが、今年も気付けばご覧の有様。
それでもキズだらけのダイアリーの、酸いも甘いもかみ分けたその姿も
なかなか粋だな〜と思ってしまうのは、1年間を共に過ごしてきた同士愛ですかね。

ちなみに普通にお使いいただく場合には
私のような大きなキズが入ることはないのでご安心ください。

〈 MUCU 〉 2011 ダイアリーの在庫も残り僅かです。
お早めにどうぞ。

2010.11.21
〈 無垢展 〉 はじまりました。

先日お知らせした、吉祥寺 〈 Sublo 〉 さんでの 〈 無垢展 〉 。
19日よりはじまりました。
いつもの仕事の合間を見ながら準備を進めていたのですが
ここのところばたばたとすることが多く、結局時間が足りなくなってしまって・・・。
最終的には夜なべを2日間してなんとか間に合い、胸をなでおろしています。
搬入当日には、偶然ボールペンを買いにきてくださったお客様とお話をする機会もあり、
私達の手でかたちにしたものが、誰かの生活の中に寄り添っていく瞬間に立ち会えて
とても幸せだな。と。なんだか。もう。ひしひし。と。感じました。
で。今回の展示の様子はこんな感じ。
それから今回の企画展にあわせて限定商品もご用意しました。
ひとつ目は 〈 エンベロープマテリアルセット 〉 。
グラフィックス社より出版されている 〈 印刷・加工DIYブック 〉 で
参考商品として掲載していただいたものを今回の企画展にあわせて製品化しました。
〈 MUCU 〉 の エンベロープシリーズの各素材に1枚1枚パンチ加工を施しています。
で。ラベルもハンドメイド。
久々に 〈 olivetti 〉 のタイプライターを取り出してみたり。
ハンドスタンプを押してみたり。
ひとつひとつに個性がありますので、じっくり選んでいただければと思います。
ふたつ目は〈 ハンドスタンプカレンダー 〉 。
定番のカレンダーの帯に1文字1文字ハンドスタンプを押しています。
こちらも1冊1冊表情に違いがあるカレンダーになりました。
ところでこの文字。ただ好きな文字を選んで並べた訳ではなく、
ちょっとした、にやりの仕掛けがあります。
文字を並べ替えると・・・。
ぜひ店頭でご覧になってくださいね。

どちらもちょっと手がかかるので製品化を迷っていたのですが
作ってみると、これがもう楽しくて楽しくて。
限定商品は数に限りがございますのでお早めにどうぞ。

エンベロープ マテリアルセット ¥ 399( 税込 )
ハンドスタンプカレンダー ¥ 2,100 ( 税込 )

無垢展
期間:11/19 ( 金 ) 〜 12/2 ( 木 )
( 最終日17時まで。23日は営業 / 24日・30日は定休日 )
場所:東京都武蔵野市吉祥寺本町2-4-16 原ビル2F

〔ブング・ザッカ サブロ〕 http://www.sublo.net/

2010.11.16
〈 無垢展 〉 のこと。

いつもお世話になっている、
吉祥寺 〈 サブロ 〉 さんの〈 ココノ棚 〉で〈 無垢展 〉 を行います。

〈 MUCU 〉 の製品をすべてご紹介させていただくのはもちろん、
ずっと商品化したかったけれど、ちょっと手がかかってしまうな〜。
と。製品化を先送りしていたアレコレを。
折角の機会なので、限定製品としてご用意する予定です。

気付けば搬入まであと数日・・・。
なんだかもうてんてこまいの状況ですが、
夜なべして準備しますので、皆様ぜひお越しくださいませ!

期間:11/19 ( 金 ) 〜 12/2 ( 木 )
( 最終日17時まで。23日は営業 / 24日・30日は定休日 )
場所:東京都武蔵野市吉祥寺本町2-4-16 原ビル2F

〔ブング・ザッカ サブロ〕 http://www.sublo.net/

2010.11.13
〈 MUCU 〉の仕事 ② NB-B ブランクノート 加工編

さて先日の 〈 MUCU 〉 の仕事 ① NB-B ブランクノート 素材編に引き続き今日は加工編。
長くなりそうですが最後までおつきあいいただけたら嬉しいです。


まずは背の帯となるテープを作るために、製本用の布をカットするところから始まります。
この生地は表紙素材に合うキャンバス生地を選んで、製本用生地として加工してもらったもの。
色々とテストした結果、ちょっと手間はかかりますが私達の手元でカットするほうが
納得のいく仕上がりになることがわかり、すべて私達の手で1枚1枚カットしています。

次にそのカットしたテープにスタンプを押していきます。
〈 スタンプを押す 〉 と一言で言うと、なんだかすごく簡単な作業のように感じますよね。
ところがこの 〈 スタンプを押す 〉 は大変に奥が深い加工です。
当たり前のことですが、スタンプは垂直に力を加えると、ムラなく美しく押せます。
でも人の手には少しずつ癖があって、垂直に力を加えているつもりでも
右に、左にとバランスが崩れて力を加えてしまいがち。
ですから新人スタッフには、まずこの手の癖を修正してもらうために
ひたすらスタンプを押し続ける研修?から始めるほどです。
その他にもスタンプパッドのコンディションを整えたり、
素材ごとに力加減を変えたりと・・・なかなか一筋縄にはいかないのです。
それでも私達はこの工程を、とても大切な工程だと考えています。
手作業でスタンプを押すので、ひとつひとつに表情の違いが現れます。
それは同じノートでも、1冊1冊に個性を与えるようなものだと思っています。
店頭等でご覧いただく際にはぜひご自分だけの1冊を選んでいただけたら嬉しいです。

さて次に、スタンプを押したテープを手貼りしていきます。
糸綴じタイプノートの弱点、背ミシン部分からの劣化を防ぐためにこのテープを貼っています。
そしてこの手貼り工程は糊が乾く前に位置を定めて、しっかりと貼っていくスピードと正確さが命。
また貼り込みのために手でかなりの力を加えるため、手には通称 〈 手貼りダコ 〉 が・・・。
で。この〈 手貼りダコ 〉。 固くしっかりとしてくると、一人前という証になっています。
貼り終わったら表紙とテープを落ち着かせるために、圧力をかけて一晩寝かせます。

翌日、表紙とテープが落ち着いたところで最終検品をしながら
後ろ見開き部分にHPアドレスのスタンプを押します。
つまり1冊につきテープには2回、この後ろ見返し部分に1回、
合計3回スタンプを押していることになります。
このノートだけで、既に何万冊という数を作っていますので・・・
何十万回のスタンプを押している計算になりますね。
あらためて数字にしてみると私達もちょっとびっくり。です。
最後に袋入れして、完成。

こんな風にスタッフの手での加工の多い 〈 ブランクノート 〉 は1日にできる数が限られています。
ひとりで朝から晩までかかりきりで作って、300〜400冊といったところでしょうか。
ですから大口の注文が入った時にはお待ちいただく場合もあります。
生産効率という点では、けして良いとはいえませんね。
それでも製品ひとつひとつに向き合って、使っていただく方の生活の中で
どんな風に育って完成されていくのだろうかと想像しながら
こつこつと思いを込めて制作していくことが私達の製品作りなのだと思います。
これからもゆっくりと。大切に。作っていきたいと思っています。

〔〈 MUCU 〉 の仕事 ① NB-B ブランクノート 素材編〕 http://mucu.jp/topics/2010/11/
〔 ブランクノートS 〕 http://mucu.jp/#/products/NB-BS
〔 ブランクノートM 〕 http://mucu.jp/#/products/NB-BM
〔 ブランクノートL 〕 http://mucu.jp/#/products/NB-BL
〔 ブランクノートLT 〕 http://mucu.jp/#/products/NB-BLT

2010.11.12
〈 NOTE & DIARY Style Book vol.5 〉 のこと。

NOTE & DIARY枻( えい )出版社より発刊の 〈 NOTE & DIARY  Style Book vol.5 〉 に
〈 MUCU 〉 の新製品を、今年も紹介いただきました。

年に1回秋頃に出版されている、この 〈 NOTE & DIARY  Style Book 〉 。
創刊号から製品を紹介していただいて、今年で5年目です。
実はこの本が創刊された年は、私達が 〈 MUCU 〉 を立ち上げた年。
つまり( 本当に。誠に。勝手ながら・・・ )同じ年なのです。
そのこともあってか、毎年掲載のお話をいただくと
私達も今年の節目をひとつ迎えるような。そんな。思いがします。

ぜひご覧になってください。