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MUCU ONLINE STORE – TOPICS

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2010.12.18
新商品?〈 レザーリングノート フールス紙 〉 のこと。

〈 フールス紙 〉 をご存知でしょうか ?

明治頃にイギリスから輸入していた、道化師の帽子のウォーターマークの入った
〈 フールスキャップ紙  〉 をモデルに、現在は国内で抄紙されている筆記用高級紙です。
インク映えのするとても美しい紙で、嬉しいレイドやウォーターマーク入り。
ペン先の滑りや、インクの乾き、裏抜け等、紙との相性が気になる
万年筆との相性の良い紙としても知られています。
そして・・・万年筆愛用者の某スタッフが、食べちゃってもいい 〜!!!
と。身悶えして宣言する程、溺愛する紙でもあるのです。
一応、筆記テストをしてみました。
画像だと伝わりにくいかもしれませんが、上から、ブルーブラックインクカートリッジ式万年筆。
ブラックインク吸引式万年筆。鉛筆。ボールペン。サインペンの順番。

ちなみに 〈 MUCU 〉 の製品では、〈 ブロックノート 〉 の中紙の他に、
レザーリングノートの 〈 用紙入替えサービス 〉 の用紙としてもご用意しています。
そして、その他に・・・ 知る人ぞ知る?製品として、
直接ご連絡をいただいたお客様や、ご希望をいただいた一部の店舗などで、
密やかに販売をしていた 〈 レザーリングノート フールス紙 〉 なる製品があるのです 。

もともと某スタッフの熱い思いと勢いで作ったので生産当初は
とても少量での生産だったという経緯もあり、
これまであまりご紹介していなかったのですが・・・
最近、この 〈 レザーリングノート フールス 〉 は
〈 MUCU ONLINE STORE  〉 からオーダーできないのでしょうか?
というご質問をいただく機会が多く、新商品なのかしらん。と。
少々悩むところではありますが、この度、新商品として追加させていただきました。

もちろん、こちらも 〈 レザーノート 〉 と同様に、
〈 用紙の入替えサービス 〉  も行いますので、ご使用後はご利用くださいませ。
尚、現在着々と準備を進めている 〈 MUCU 〉 の仕事 ③ のテーマは
この 〈 レザーリングノート 〉 を予定しています。
来週には更新予定( ・・・多分 )です。お楽しみに!

〔レザーリングノート フールス〕 http//mucu.jp/#/products/RN-CFL
〔MUCU ブロックノート〕 http://mucu.jp/#/products/NB-C
〔用紙入替えサービス〕 http://mucu.jp/#/service

2010.11.22
〈 私物ダイアリー 〉のこと。

今日はスタッフの私物ダイアリーを公開!です。

と。いうのも。先日、そろそろ来年用のダイアリーの準備をしなくては・・・と
今年の使用していたものと来年用の新しいものを並べ
今年1年間使用していたダイアリーの表情があまりに良かった?ので。
これは是非皆さんに見ていただかなくてはと考えた次第。

2008年は合皮タイプ。2009年は本革ブラック。の順番で使用して。
2010年の今年初めて使用したのが本革ブラウン。
もともとかなり雑な・・・といいますか。
なんでも鞄にぼんぼん放り込んで、飛び出していくような性格の私。
今まで使ってきたものも、かなり良い風合いになりましたが。
今年の本革ブラウンは。自分でいうのもなんですが・・・。
・・・秀逸です。
資料をはさみ込む癖があってなんだかパンパンになっていますが、これが私のダイアリー。
キズだらけだけれど、革に自然な艶がでて、
角や背表紙部分にいたっては深いブラウンになっています。

新しいものと並べてみるとこんな感じ。(おわかりいただけると思いますが、下が新しいもの。)
新しいものはまだマットな肌質で、手触りもふんわりしています。
使用したものは艶がでて、きゅっと引き締まった手触りに。

で。かなり荒っぽく使用していたことは
表紙のキズの具合等でお分かりいただけると思いますが・・・。
表紙はもちろん中紙や見返しも破れたり、
はがれたりということもなく、このまま来年も使用できそうな状態です。
熟練の職人さんの手による手帳製本の素晴らしさですね。

今まで色々なダイアリーを使ってきましたが
私の荒々しい使用に耐えられず、年末には見るも無惨な姿になることもしばしば。
あまりにひどい時は年の半ばで買い替えたりもしていましたが、
このダイアリーにしてからは無事に1年を終えることができています。

電車等で年末近くなっても、買ったばかりの様に美しいダイアリーを
広げている方を見かけると、来年こそは見習わなくては!と
いつも思うのですが、今年も気付けばご覧の有様。
それでもキズだらけのダイアリーの、酸いも甘いもかみ分けたその姿も
なかなか粋だな〜と思ってしまうのは、1年間を共に過ごしてきた同士愛ですかね。

ちなみに普通にお使いいただく場合には
私のような大きなキズが入ることはないのでご安心ください。

〈 MUCU 〉 2011 ダイアリーの在庫も残り僅かです。
お早めにどうぞ。

2010.11.13
〈 MUCU 〉の仕事 ② NB-B ブランクノート 加工編

さて先日の 〈 MUCU 〉 の仕事 ① NB-B ブランクノート 素材編に引き続き今日は加工編。
長くなりそうですが最後までおつきあいいただけたら嬉しいです。


まずは背の帯となるテープを作るために、製本用の布をカットするところから始まります。
この生地は表紙素材に合うキャンバス生地を選んで、製本用生地として加工してもらったもの。
色々とテストした結果、ちょっと手間はかかりますが私達の手元でカットするほうが
納得のいく仕上がりになることがわかり、すべて私達の手で1枚1枚カットしています。

次にそのカットしたテープにスタンプを押していきます。
〈 スタンプを押す 〉 と一言で言うと、なんだかすごく簡単な作業のように感じますよね。
ところがこの 〈 スタンプを押す 〉 は大変に奥が深い加工です。
当たり前のことですが、スタンプは垂直に力を加えると、ムラなく美しく押せます。
でも人の手には少しずつ癖があって、垂直に力を加えているつもりでも
右に、左にとバランスが崩れて力を加えてしまいがち。
ですから新人スタッフには、まずこの手の癖を修正してもらうために
ひたすらスタンプを押し続ける研修?から始めるほどです。
その他にもスタンプパッドのコンディションを整えたり、
素材ごとに力加減を変えたりと・・・なかなか一筋縄にはいかないのです。
それでも私達はこの工程を、とても大切な工程だと考えています。
手作業でスタンプを押すので、ひとつひとつに表情の違いが現れます。
それは同じノートでも、1冊1冊に個性を与えるようなものだと思っています。
店頭等でご覧いただく際にはぜひご自分だけの1冊を選んでいただけたら嬉しいです。

さて次に、スタンプを押したテープを手貼りしていきます。
糸綴じタイプノートの弱点、背ミシン部分からの劣化を防ぐためにこのテープを貼っています。
そしてこの手貼り工程は糊が乾く前に位置を定めて、しっかりと貼っていくスピードと正確さが命。
また貼り込みのために手でかなりの力を加えるため、手には通称 〈 手貼りダコ 〉 が・・・。
で。この〈 手貼りダコ 〉。 固くしっかりとしてくると、一人前という証になっています。
貼り終わったら表紙とテープを落ち着かせるために、圧力をかけて一晩寝かせます。

翌日、表紙とテープが落ち着いたところで最終検品をしながら
後ろ見開き部分にHPアドレスのスタンプを押します。
つまり1冊につきテープには2回、この後ろ見返し部分に1回、
合計3回スタンプを押していることになります。
このノートだけで、既に何万冊という数を作っていますので・・・
何十万回のスタンプを押している計算になりますね。
あらためて数字にしてみると私達もちょっとびっくり。です。
最後に袋入れして、完成。

こんな風にスタッフの手での加工の多い 〈 ブランクノート 〉 は1日にできる数が限られています。
ひとりで朝から晩までかかりきりで作って、300〜400冊といったところでしょうか。
ですから大口の注文が入った時にはお待ちいただく場合もあります。
生産効率という点では、けして良いとはいえませんね。
それでも製品ひとつひとつに向き合って、使っていただく方の生活の中で
どんな風に育って完成されていくのだろうかと想像しながら
こつこつと思いを込めて制作していくことが私達の製品作りなのだと思います。
これからもゆっくりと。大切に。作っていきたいと思っています。

〔〈 MUCU 〉 の仕事 ① NB-B ブランクノート 素材編〕 http://mucu.jp/topics/2010/11/
〔 ブランクノートS 〕 http://mucu.jp/#/products/NB-BS
〔 ブランクノートM 〕 http://mucu.jp/#/products/NB-BM
〔 ブランクノートL 〕 http://mucu.jp/#/products/NB-BL
〔 ブランクノートLT 〕 http://mucu.jp/#/products/NB-BLT

2010.11.8
〈 MUCU 〉の仕事 ① NB-B ブランクノート 素材編

NB-B
〈 MUCU 〉 の製品の中でも販売以来、
私達の製品の顔ともなっている 〈 ブランクノート 〉 。
定番のA6変型のSサイズ、A5変型のMサイズに、
新商品としてA4変型のLサイズの縦型と横型の2タイプが加わり
グレー、ブラウンの各2色、合計8タイプで展開しています。
ちなみに新顔のLサイズは、クロッキーやスケッチに使えるものが
欲しいというお客様のご意見からラインナップに加わりました。
最近では私達も製品企画のスケッチやメモに愛用しています。

この 〈 ブランクノート 〉 の中紙は 〈 コミック紙 〉 という
ページ数の多い雑誌でも携帯しやすいようにと開発された
軽くてふんわりとした表情の豊かな独特の素材感の紙を。
また表紙には、生地張り装丁等の芯材として使われること等が多く
なかなか表に顔を出すことのない 〈 チップボール 〉 という紙を使用しています。

コミック紙
あぁこの紙の素材感いいなぁ。とか。

経年変化した古書や紙製品や、インクの掠れや滲みは、
なんだか郷愁を誘うなぁ。とか。

品番だけが無造作にプリントされた段ボールの
デザインからはかけ離れ、あくまで機能のみを追求した、
作為や媚のない潔い姿は素材を引き立てているなぁ。とか。

表に出てこないけれど、そのままでも十分に良い表情だなぁ。とか。

そんな私達が日々の生活の中で感じた断片をかたちにしたのが 〈 ブランクノート 〉 。
もちろん筆記用や保存用に開発された紙ではありませんので
筆記用具によっては掠れたり、滲んだりする場合もありますし
空気や光の影響をうけて、紙の色も変化してきます。
でも私達はその掠れや滲み、経年変化も含め、このノートの特徴だと考えています。

NB-B
ところでこの 〈 ブランクノート 〉 はスタッフの手作業工程が多い製品のひとつ。
ひとまとめに紹介したいと考えていたのですが・・・。
すこし長くなりそうなので加工編として2〜3日中にUPしたいと思っています。
お楽しみに!

〔 〈 MUCU 〉 の仕事 ② NB-B ブランクノート 加工編 〕 http://mucu.jp/topics/2010/11/
〔 ブランクノートS 〕 http://mucu.jp/#/products/NB-BS
〔 ブランクノートM 〕 http://mucu.jp/#/products/NB-BM
〔 ブランクノートL 〕 http://mucu.jp/#/products/NB-BL
〔 ブランクノートLT 〕 http://mucu.jp/#/products/NB-BLT

2010.10.12
〈 MUCU ONLINE STORE 〉 新商品の販売を開始しました。

2011年版のポケットブック
〈 2011年ダイアリー 〉
今年は人気の合皮タイプにイエロー、カーキ、ブラウンの3色の新色を追加しました。

ただしこちらの新色は展示会にて予測以上にご発注いただき
残念ながらオンラインショップにUPする前に完売してしまいました。

以前より仲間入りさせたいと考えていたブラウン。
鮮烈だけれど、どこかノスタルジックな印象のイエロー。
ベーシックカラーでありながら、ダイアリーとなるとなかなか見つからないオリーブ。
もともとスタッフが使いたいカラーをピックアップしてできた新色3色。
スタッフも新色を使おうと入荷時、いそいそとキープしていたのですが・・・。
このキープ分を解放してなんとか数が足りたような次第で。

新色ご希望の方はお近くの取扱い店をご紹介いたしますので
問合せメールでお気軽にお問合せください。

また定番の合皮ブラックも完売、オレンジ・ブラウンのみ若干数残っております。
その他、本革や麻のダイアリーも在庫が大変少なくなっておりますので
お早めにご注文いただければと思います。
すべて季節商品となりますので、なくなり次第販売終了とさせていただきます。

一冊一冊、丁寧に・・・。
〈 2011年カレンダー〉
書き込みできる使いやすくシンプルなレイアウトと
美しい書体にこだわったカレンダーです。

このカレンダーの製本テープはスタッフによって一枚一枚手作業で貼っています。
素材感と一年間の使用に耐えうる強度を重視した結果、
かたく張りのある麻素材を選びましたが
手貼り慣れしたスタッフでも大量に作っていると手が真っ赤になるほどのかたさ。
全数作り終えた後、赤い手を眺めてはちょっと気が早いのですが
一年早かったねと話すのが毎年の恒例になっています。

こちらもダイアリー同様なくなり次第販売終了となりますのでお早めにどうぞ。

金属磨き材〈ピカール〉
〈ボールペン〉
以前からつくりたいと考えていた素材をそのまま楽しめ、
使い手との時間の中で、変化し成長していく金属製のボールペン。
職人さんと試行錯誤の末、ようやく納得できるものが出来上がりました。

一本の金属棒に見えるように。とお願いして
職人さんに一本一本削り出しで作成を依頼。
サンプルが届いた時、依頼したスタッフですらキャップと本体の継ぎ目が
わからなかったほどの仕上がりで、日本の職人技の精巧さに思わず溜め息。

もちろんパッケージもひとつひとつスタッフのハンドメイド。
型抜きしたり、枚数分重ねたり、ラベルを貼ったり、ナンバリングをうったりと
なかなか手の込んだパッケージになりました。

尚、この製品は素材そのものの色や傷、経年変化していくその様を
その素材の魅力として考えて、あえて表面加工を施していません。
ですから変色や錆が生じる場合もございますが、製品の特性上あらかじめご了承ください。
汚れや錆が気になる方は、金属磨き剤等で一ヶ月に一度程度を目安にお手入れしてください。
ちなみに私たちは〈 PIKAL( ピカール )〉を愛用。
レトロなパッケージデザインとなんともストレートなネーミングのこの〈 PIKAL 〉は
クロスに少量つけて磨くと素材のもつ自然な艶が出るので重宝しています。
出荷前の検品の際には一本一本この〈 PIKAL 〉で磨き上げてから箱詰めしています。

専用リフィルは全国の文具店等で手に入る〈 三菱SE-7 〉を使用しています。

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